オフィス家具で長い歴史を持つイトーキが10月17日のカンブリア宮殿で取り上げられます。
17日(木)11時6分からの「カンブリア宮殿」はオフィス家具の老舗企業イトーキの復活劇!外資系IT企業出身の湊社長が挑んだ改革の全貌を紹介。社内の“抵抗勢力”をいかにして変えたのか。日本企業にありがちな「間違った平等」とは。是非ご覧ください! pic.twitter.com/QCl1iZmgjG
— カンブリア宮殿 (@cambrian_palace) October 15, 2024
オフィス家具メーカーのイトーキでは湊浩司(みなと こうじ)社長が推進するXORK Style(ゾークスタイル)が紹介されます。
イトーキの湊浩司社長は一時期赤字に陥っていたイトーキの業績を立て直し、わずか2年で5倍に増やした経営手腕でも知られています。
イトーキの湊浩司社長が提案するオフィスの概念を覆す新たな働き方改革の秘密を探っていきたいと思います。
イトーキの湊浩司社長プロフィール【カンブリア宮殿】
イトーキの港浩司(みなとこうじ)社長は、1970年5月21日生まれの54歳(2024年10月現在)です。大阪府出身で、駒場東邦中学・高校を経て、東京大学経済学部を卒業後、南カリフォルニア大学経営大学院でMBAを取得しました。
キャリアの特徴は、IT業界での豊富な経験です。NTT、サン・マイクロシステムズを経て、日本オラクルで執行役副社長兼最高執行責任者(COO)を務めました。
2021年9月にイトーキの顧問に就任し、2022年3月にイトーキ代表取締役社長に就任しました。
イトーキの湊浩司社長が進むXORK Style(ゾークスタイル)とは
XORK Style(ゾークスタイル)は、イトーキが提唱する新しい働き方のコンセプトです。この名前は、イトーキの新本社オフィス「ITOKI TOKYO XORK」に由来しています。
イトーキが進めるXORK Styleの特徴は「自由」と「自律」を両立することで社員の自己裁量を最大化し、一人ひとりが自律的に働き方をデザインすることです。
イトーキでは湊浩司社長のIT業界での経験を活かし、IT技術を積極活用した最新のテクノロジーを導入しています。
オフィスの利用状況や社員の行動パターンを分析し、イトーキではデータ駆動型経営で効率的な空間設計に活用しています。
固定席をなくし、イトーキでは業務内容に応じてたレキシブルな空間設計を行い最適な場所で働けるようにしています。
偶発的な出会いや対話を生み出す仕掛けを随所に設けてイトーキではコミュニケーション促進を大事にしています。
このようなアプローチで、イトーキは革新的なオフィス家具メーカーから、働き方改革のソリューションプロバイダーへと進化し続けているようです。
イトーキの湊浩司社長のまとめ
湊浩司社長の経営手腕により、イトーキは急速な業績回復を実現しました。
就任後わずか2年で利益を5倍に増やし、売上高は過去最高の1329億円を記録しています。
その成功の鍵は以下の点にあります。
ITノウハウの活用:デジタル技術を継続した業務効率化と生産性向上。
顧客視点を重視:自社での実践を通じた説得力のある提案。
スピード経営:迅速な意思決定と実行力。
革新推進:従来の常識に従わない新しいアプローチ。
イトーキの湊浩司社長は、「出社したくなる、社員のモチベーションを高めるオフィスや空間づくり」が今後の経営者の重要課題になるという信念をもって改革を進めているようです。
やはり、会社で働く中で重要なのは、働く者同士のコミュニケーションによる情報交換や会話の中で生まれるアイデアだと思います。
コミュニケーションによる情報交換が重要なのは一人では解決できない課題をチームとして解決するなかで必要なスキルになります。
そして、会話の中で生まれるアイデアは今まで無かった斬新なアイデアがコミュニケーションによる会話の中で生まれることがあります。
そのアイデアをチームで実現させることで今まで無かった付加価値が生まれてきます。
イトーキのXORK Style(ゾークスタイル)は、この課題に対する一つの解決であり、今後の日本企業の働き方改革に大きな影響を与える可能性があると思います。
カンブリア宮殿での特集、イトーキと湊浩司社長の革新的なアプローチはこれからの日本のオフィス文化に広く浸透していく可能性を秘めているように感じました。
これからのイトーキの改革や湊浩司社長の動向は日本のビジネスシーンでさらに注目を集めることになりそうですね。
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。
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