スマイリーキクチSNS誹謗中傷事件・加害者の罪と書き込み理由【仰天ニュース】

芸人
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こんにちは、ラクエンです。

9月3日放送の【仰天ニュース】にスマイリーキクチさんが出演されます。

スマイリーキクチさんはSNSでの心無い誹謗中傷の書き込みから、重大事件の加害者に仕立て上げられてしまった過去があり、その被害に10年以上も苦しめられてきた過去があるそうです。

もともとは、根拠となる理由などない誹謗中傷の書き込みから始まったそうです。

ところが、加害者により執拗に繰り返される誹謗中傷の書き込みは、あたかも事実のように世間に広まります。

そして、世間にあふれたSNSのデマは、スマイリーキクチさんの人生を狂わせるほど苦しめることになります。

それでもスマイリーキクチさんの粘り強い努力で警察の協力を得ることに成功し、世間にあふれるデマを沈静化させることに成功します。

スマイリーキクチさんが被害にあっていた時代はネットでの犯罪を問う風潮も薄く、加害者にも罪の意識が薄かったようです

現在ではSNSでの誹謗中傷が罪になることは広く知られるようになりました。

このように、特にインターネットなどの進歩の早い技術では、例えばAI生成画像の利用などで意識せずに犯罪行為を行ってしまうことも否めない状況だと思います。

スマイリーキクチさんの勇気ある行動から、私たちが学ぶべきSNSリテラシーとは何か、そしてネット社会における人権にも目を向けていきたいと思います。

この記事で紹介する内容
スマイリーキクチさんのSNS誹謗中傷事件概要
加害者書き込み内容と影響
誹謗中傷加害者の罪と理由
仰天ニュースにスマイリーキクチさんが出演

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スマイリーキクチさんのSNS誹謗中傷事件概要

スマイリーキクチさんがSNSでの誹謗中傷事件に巻き込まれたのは1999年頃からで、対象にされた事件は1988年末に女子高生が被害にあった事件です。

発端は、スマイリーキクチさんが10年も前の事件の加害者の一人であるというデマがSNSで拡散されたことです。

ところが、この根拠も理由もない誹謗中傷は収束するどころかますます拡がっていき、しまいにはスマイリーキクチさんの生活をも崩壊させるほどだったと言います。

スマイリーキクチさんのプロフィール

項目 詳細
名前 スマイリーキクチ(本名:菊池聡)
生年月日 1972年1月16日
出身地 東京都足立区
職業 お笑いタレント
コンビ結成 1993年に「ナイトシフト」を結成(1994年に解散)
ソロ活動開始 1994年
主な事件 「スマイリーキクチ中傷被害事件」
事件の内容 彼が「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の実行犯であるというデマがSNSや掲示板で拡散され、長期間にわたり誹謗中傷を受けた。
対応 警察と協力して加害者を特定し、名誉回復に努めた。
現在の活動 誹謗中傷問題に関する啓発活動を継続中
事件の影響 デマ情報の拡散が彼の芸能活動に多大な影響を与え、多くの人にSNS上の誹謗中傷やデマの危険性についての認識を促すきっかけとなった。

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加害者書き込み内容と影響

スマイリーキクチさんへの誹謗中傷が広まった背景には、1999年春頃に2ちゃんねる書き込みされたことが理由です。

先述の女子高生の事件の加害者だという根拠のないデマが、ファクトチェックされないまま放置され、多くの人の目に触れられているうちに事実として拡散していきました。

そのため、多くの人にスマイリーキクチさんが加害者であると信じられ、新たな虚偽情報も加わって既成事実化していったことが背景です。

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誹謗中傷事件の時代背景

1999年ごろといえば、インターネットが爆発的に拡がるきっかけを作った、『Windows95』が出て間もない時期でSNSも存在していない時代でした。

そのような時代背景の中で、当時の2ちゃんねるに書き込まれる情報が真実か嘘かを考える前に「何度も書かれているコイツは加害者だ!」と当時の大部分のネット民が思い込んでしまったようです。

そして、ネットで火がついた噂はテレビなどへも抗議という形で飛び火して、テレビへの出演も難しくなっていったそうです。

これは、新しい技術が生まれたばかりの頃にはあるあるだと思うのですが、理解の浸透していない情報に人は弱いのかも知れませんね。

例えば、「オレオレ詐欺」でも、以前は相手が「俺だよ」と言うだけで騙される人は多かったと思いますが、今では以前と同じ手口で騙される人は少ないと思います。

未だに、被害が増えているのは、世間に知られている知識以上に詐欺師の手口が巧妙化して知られていない情報を用いるからだと思います。

スマイリーキクチさんは、この後10年以上も根も葉もない誹謗中傷に悩まされることになるそうです。

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誹謗中傷加害者の罪と理由

スマイリーキクチさんは2ちゃんねるへの書き込みが始まった頃はくだらない内容だとして取り合わないつもりだったそうです。

ところが、誹謗中傷問題が広がるにつれて悪影響も大きくなったことから、2000年の6月上旬に警察に被害届を出しています。

それを受けて警察では捜査を開始して書き込み元の特定までは突き止めたそうです。

ですが、当時はネットへの書き込み自体に大きな犯罪という認識がなかったため、加害者の立件に持ち込むことが出来なかったそうです。

そのような状況の中、スマイリーキクチさんは関係者に被害が飛び火しないよう配慮をしながら一人で誹謗中傷事件と闘っていたと言います。

そして、10年近く経っても誹謗中傷事件が収束するどころか被害が拡大し続ける状況に、スマイリーキクチさんは再度警察に相談を持ちかけることにしたそうです。

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SNSに対する認識

ところが、スマイリーキクチさんが警察に相談した2008年当時はインターネットが普及してルールが強化され始めてきて時期ですので、まだインターネット犯罪への理解は今に比べて薄い状況でした。

そのため、スマイリーキクチさんが相談した「生活安全課」では事件として扱ってくれなかったそうです。

スマイリーキクチさんはそれでも誹謗中傷事件の重大性を弁護士に相談したそうです。

そしてSNSでの誹謗中傷を刑事事件化するため刑事課で刑事告訴の意思表示をするように勧められたことから解決の糸口を掴むことに成功したと言います。

というのも、この時代では幸運にも担当した刑事さんがネット犯罪に精通していたため、スマイリーキクチさんが無罪であることを証明することができたそうです。

警察に相談するという同じ行動に対しても、担当する事件の種類や担当者によって対応に違いが起きるものなのかも知れません。

ですが、スマイリーキクチさんは諦めずに警察に相談するまでの過程を見直して再度挑戦することで見事に事件の沈静化させました。

もし、その組織が悪いとか担当者が悪いとして諦めていたら、そのまま誹謗中傷事件は継続していたのかも知れません。

このエピソードは諦めずに手を尽くすことの重要さを教えてくれるものだと思います。

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仰天ニュースにスマイリーキクチさんが出演

【仰天ニュース】にスマイリーキクチさんが出演されて誹謗中傷被害事件についてとりあげられます。

スマイリーキクチさんは現在、自身が受けた誹謗中傷事件の経験を活かして、同じような被害が少しでも減らせるような活動をされています。

具体的には、ネット上の誹謗中傷やその危険性についての講演を行ったり、自身の体験をまとめた本の出版、テレビやラジオなどで意識を高める活動や、SNSでも同じような被害に遭った人たちへの支援活動も行っています。

スマイリーキクチさんはこのように、自身が受けたネットでの誹謗中傷事件がどれだけ大きな問題かということを誰よりも理解しているからこそ、同じような事件で悲しむ人が少なくなるように願っているのだと思います。

さらに、SNSでは自分が意図せず投稿した内容が誰かを傷つけた場合は、誹謗中傷の加害者として訴えられることも理解しておく必要があると思います。

インターネットは便利だからこそ、その活用方法にも十分に注意する必用があります。

自身が10年以上苦しんだ誹謗中傷事件の経験を、今現在被害を受けている被害者やこれから被害を受ける人がいなくなるために活動されているスマイリーキクチさんをこれからも応援していきたいと思います。

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スマイリーキクチさんのまとめ

  • スマイリーキクチさんのSNS誹謗中傷事件概要は、1999年頃から2ちゃんねるで始まった根拠のないデマが拡散され、10年以上にわたり彼の生活と芸能活動に深刻な影響を与えた事件です。
  • 加害者書き込み内容と影響は、スマイリーキクチさんが殺人事件の加害者だという虚偽の情報がファクトチェックされないまま拡散され、既成事実化していったことで、彼の仕事や日常生活に大きな支障をきたしました。
  • 誹謗中傷加害者の罪と理由は、当初はネット上の書き込みに対する法的認識が低く立件が困難でしたが、スマイリーキクチさんの粘り強い努力と警察の協力により、最終的に加害者の特定と法的措置につながりました。
  • 仰天ニュースにスマイリーキクチさんが出演は、彼の経験を社会に伝え、誹謗中傷の危険性を啓発し、同様の被害を防ぐための活動の一環として位置づけられます。現在も講演や著書を通じて、ネットリテラシーと人権意識の向上に尽力しています。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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