7月24日放送の『まさかの一丁目一番地』ではバルセロナ五輪で金メダルを獲得した岩崎恭子さんが取り上げられます。
引用元:女性自身
岩崎恭子さんの勝利の後のコメントは今でも名言として語り継がれています。
ですが、日本中の注目の的になった当時14歳だった岩崎恭子さんにはつらい現実と苦悩の日々が続いたそうです。
そのような苦悩の日々をどうやって抜け出し、現在はどのように活躍されているかなどについて気になりましたので調べてみようと思います。
それでは早速始めていきます。
岩崎恭子のバルセロナ五輪の名言は間違って伝わっていた!?
岩崎恭子さんはバルセロナ五輪の女子200m平泳ぎで優勝候補だったアメリカのアニタ・ノールさんを逆転で破って金メダルを獲得されました。
ところが、当時は岩崎恭子さんがバルセロナ五輪でレースに出るまではほとんど注目されておらずメダルを取ると予想していた人もいない状況だったようです。
なので、岩崎恭子さんが金メダルを獲得した時、まだ14歳になったばかりの中学生、しかも最年少記録を塗り替えたということで話題が沸騰したのは当たり前のことかもしれません。
その時の「今まで生きてきた中で、一番幸せです」という名言は今でも語り継がれるほど心に残る言葉として話題になっていました。
ところが、この「今まで生きてきた中で、一番幸せです」は実は間違って伝わっているそうです。
2021年7月2日に岩崎恭子さんがTBS系「東大王 SP」に出演されたときに、次のような真実を語っています。
岩崎氏が「『今まで生きてた中で』って言った。『生きてきた中で』って言ってない。みんな間違える」と訂正すると、スタジオは「すごい瞬間に立ち会いましたね」「歴史的」と驚愕した。
引用元:サンスポ
1992年から2021年までの約20年近くの間、日本中の人がずっと間違った名言を語り継いできたんだと思うと、ちょっとした驚きですね。
岩崎恭子はバルセロナオリンピックの「いちばん幸せ」が苦悩に変わった!?
バルセロナ五輪で幸せを体験した岩崎恭子さんですが、それから数日すると、幸せの体験が苦悩に変わっていったそうです。
バルセロナから帰国して成田空港に到着して報道関係者に囲まれたとき、まだ14歳だった岩崎恭子さんにとってとても異様な光景に思われたのではないかと思います。
【ひろゆき&成田悠輔】人生の成功って何?衝撃人生【金メダリスト•岩崎恭子】 https://t.co/lqt1jd3Xzt pic.twitter.com/PUR3IOnzN8
— ヤング日経 (@nikkei_young) June 19, 2022
そして、家に帰り日常生活を過ごす中でも報道関係者が常に押し寄せてきたり、家の電話はなりっぱなしだったり、中には岩崎恭子さんへの妬みから誹謗中傷をする心無い人がいたりとずっと苦悩の日々が続いていたそうです。
事実無根な言いがかりを岩崎恭子さんに聞こえるように噂話をされても、言い返せばさらに強烈な言葉で苦しめられることが分かっているから耐え続けるしか無く、いつしか人の目を恐れていつも下を向いている姿が多くなったそうです。
そんな期間が2年も続く中で当然練習にも身が入らず、世界大会やアジア大会の代表にも入れなかったのが苦悩から抜け出すきっかけになったそうです。
注目の集まる大会から離れることが出来たことで、今まで思い足かせになっていた周囲からのプレッシャーから開放されたことで、2年前の自分を思い出すことができるようになったと言います。
そして、結果はふるいませんでしたがアトランタ五輪への出場も果たされています。
岩崎恭子はバルセロナ五輪から2年間は『解離性健忘』だった!?
岩崎恭子さんはバルセロナ五輪後の14歳から16歳までの2年間は『解離性健忘』という非常に強いストレスにより過去を思い出せなくなる病にかかっていたそうです。
中学生から高校生といえばとても多感な時期ですから周囲からの影響も受けやすいですから、毎日のように重圧を感じざるを得ない状況に追い込まれたことが原因と言えるでしょう。
こんな苦悩の日々を耐え抜き、克服した経験は岩崎恭子さんのその後の人生で大きな糧になったのではないでしょうか。
岩崎恭子の引退から今までと現在の職業は?
岩崎恭子さんは1998年に20歳で現役を引退してからアメリカに渡って水泳の指導者の資格を取得され子供たちに水泳を教える仕事を始められ、2009年には元ラグビー選手の斉藤祐也さんと結婚もされています。
2011年には娘さんも誕生したのですが、2018年には斉藤さんとの離婚をされ今はシングルマザーで子供を育てているようです。
岩崎恭子さんに聞いた 「今まで生きてきた中でいつが幸せですか」https://t.co/STVMUgoLer
あの名言を残したオリンピアンである。
「今まで生きてきた中で一番幸せです」
14歳の若さで、1992年バルセロナ・オリンピック競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルに輝いた岩崎恭子さん。水の事故か… pic.twitter.com/osjvJrgCjN— 競泳NEWS (@swimcoverage) August 25, 2023
そして、現在では水泳のインストラクターやスポーツコメンテーターの他にも日本オリンピック委員会や日本水泳連盟競泳委員などた方面で活躍されています。
岩崎恭子のまとめ
- 岩崎恭子さんがバルセロナ五輪で
言った名言は20年近く間違って伝わっていた。 - 岩崎恭子さんはバルセロナ五輪から帰国してから2年間は人の目を気にして過ごす苦悩の日々が続き、『解離性健忘』も患っていた。
- 岩崎恭子さんは1998年に20歳で現役を引退し、今現在は水泳やスポーツに関わる職業で活躍されています。
ここまで岩崎恭子さんについて見てきましたがいかがでしたでしょうか?
それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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