市川紗椰が惚れるロマンスカー「VSE」引退で後継車両は?【新美の巨人たち】

モデル
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市川紗椰さんが6月8日の【新美の巨人たち】ロマンスカーの原点!ブランクーシ「空間の鳥」×市川紗椰に出演されます。

引用元:テレビ王国

市川紗椰さんは鉄道の大ファンとしても知られていて、鉄道についてもたくさんのインタビューを受けたりコラムを書いたりと専門家顔負けの知識もお持ちですよね!

新美の巨人たちでは市川紗椰さんからロマンスカーの知られざる秘話がたくさん聞けると思うと楽しみで待ち遠しいですね。

今回は市川紗椰さんが紹介する小田急電鉄のロマンスカーについて紹介してみようと思います。

興味のある方は最後までお付き合い下さい。

市川紗椰が惚れるロマンスカー

今回の新美の巨人たちではロマンスカーVSE50000について設計者の岡部憲明さんとそのデザイン性にコンスタンティン・ブランクーシの「空間の鳥」との関係について解説されるそうですね。

ロマンスカー「VSE」は何が違う?

ロマンスカーは小田急電鉄の路線で、快適な座席や展望席を備えたデザインが特徴の観光やレジャーなど様々な目的で利用されています。

特にデザインと設備にこだわりがあって、

  • パノラマ席: 前面展望が楽しめる席
  • ゆったりしたシートと広い足元空間
  • 車内販売や軽食の提供
  • Wi-Fiや電源コンセントの設置(一部車両)

などの特徴を持っています。

ロマンスカーのデザイン性を一新した先駆的なモデルが2005年に登場した小田急電鉄の特急ロマンスカー50000系「VSE」と言われています。

というのも、それまではデザイナーが手がける車両デザインと言えば外観やカラーリングが主体となっていたところを、岡部憲明さんは基本的な構造や目に見えない部分までもデザインしていったと言います。

そんな発想から生まれた「VSE」のデザインは、今では西武鉄道や京成電鉄など他の鉄道会社でもコンセプトが取り入れられて鉄道のデザインの独自性が多様化する転機になったとも言われているようですね。

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ロマンスカー「VSE」と空間の鳥との共通点とは

ロマンスカー「VSE」は居住性に重点を置いたデザインを目指していますが、電車の容積には制限があり、いくらでも大きくすることはできません。

そんな「制限」に対する解決のヒントが「空間の鳥」にあったのかもしれません。

引用元:IMS

「空間の鳥」は無駄を削ぎ落とすことで鳥の形よりも滑らかに飛ぶ鳥の動きをイメージしたデザインに仕上がっていると思いませんか?

つまり、無駄を全て削ぎ落とすことで一見して鳥とは連想できない形でありながら逆に鳥のイメージを強調してインパクトを与えているように、ロマンスカー「VSE」も限られた空間で最大限に居住性や快適性を追求するために無駄を削ぎ落として広いスペースや見た目の美しさを引き出すことに成功した傑作品というわけですね。

そんな「VSE」も経年劣化や部品調達が困難なことから昨年末には完全引退となってしまったそうです。

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ロマンスカー「VSE」が引退後の後継車両は?

鉄道車両のデザインに大きな影響を与えたロマンスカー「VSE」ですが、2022年3月には定期運行を終了し、残念ながら2023年12月に完全引退となってしまいました。

GSE(70000形)

引用元:ODAKYU

今までは、VSEとGSEに前面展望席がありましたが、VSEの引退でGSEのみになってしまいました。

現時点ではVSEに変わるロマンスカーの後継機種の発表がないため、VSEが主に使われてきたはこね号が減便になってしまいましたね。

ロマンスカーVSEの引退理由は?

そこにはコロナでの行楽需要の減少で最近まで利用客が大幅に減っていたことも関係しているようです。

定期運行を終了したのが2022年3月ですから、ちょうど行楽需要が落ち込みから回復に向かう苦しい時期でもありました。

VSEの車両も2005年の運行から17年が経過し、機器類の劣化も進みメンテナンス費用もかさむ時期というのも関係していたと思いますが、少ない旅客需要の中で車両を維持、運行することが難しくなったと考えられます。

VSEの後継車両は?

残念ながら後継車両の話は出ていないようです。

VSEは主に新宿から江の島を経由して御殿場まで運行していますが、2020年から御殿場市の観光交流客も宿泊客も大幅に減少しているのがグラフからもわかります。

引用元:御殿場市

このような状況であるため、VSEを引退させることで減少した御殿場の運行経費を削減する目的が透けて見えます。

そして、このような状況では増便や後継機種の投入は経営リスクが大きく見通しがはっきりするまでは様子をみることになると思われます。

今後、VSEの後継機種が発表されるよう御殿場への観光客が増えることを願いたいと思います。

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新美の巨人たち

新美の巨匠たちでは、市川紗椰さんとVSEの設計者の岡部憲明さんが、コンスタンティン・ブランクーシの「空間の鳥」とのデザインの共通性について開設がなされるようですが、どのような新事実がでてくるのか楽しみです。

近年では人口の減少や観光需要の減少で鉄道経営も厳しさをましていますが、鉄道も観光資源の一部でなくなってしまうのはとても寂しく思います。

これからも鉄道が観光資源として長く存続できるよう機会があればできるだけ乗車したいと思います。

まとめ

今回は新美の巨匠で市川紗椰さんが小田急電鉄のロマンスカー「VSE」とコンスタンティン・ブランクーシの「空間の鳥」との関係について取り上げられるということで、気になることを調べてみました。

それでは最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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