東根室駅(日本最東端駅)廃駅の理由は?記念切符の情報についても

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こんにちは、ラクエンです。

今度のJRのダイヤ改定で花咲線の東根室駅の廃駅が決まりました。

東根室駅と言えば日本最東端の駅として親しまれてきましたのでとても残念ですね。

そんな東根室駅が廃駅になった理由について確認してみたいと思います。

また、東根室駅や次の最東端の駅となる根室駅で販売されている記念切符についての情報もお伝えします。

興味のある方は最後までお付き合いください。

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東根室駅(日本最東端駅)廃駅の理由

東根室駅は東経145度35分50秒、北緯43度19分24秒にある日本最東端の駅です。

東根室駅のお隣がJR花咲線の終点の根室駅ですが、走行距離で1.5km程と案外近い位置関係です。

そんな東根室駅の廃駅が決まった理由を見ていきたいと思います。

バス路線の充実

東根室駅は1961年に根室本線の花咲駅と根室駅間に仮乗降場として開業しましたが、半年後には無人駅として開業されます。

1日の平均利用者としては、2016年から12~13人程で、2022年で10.8人と少し減少傾向にあります。

そして、東根室駅の利用者の多くは北海道根室高校の学生なんです。

東根室駅は根室高校の最寄り駅ではあるのですが、地図で確認してみると歩いて20分ぐらいかかります。

ですが、高校へは納沙布線と落石線という二つのバス路線の停車場が高校前にあります。

そのため、これまでJRの東根室駅を利用していた根室高校の学生の利用がバス通学に移行していることで利用客の減少につながっているようです。

また、駅周辺についても住宅地として開発されてから年月が経っていることもあり、地元住民にとっては東根室駅を利用するよりはバス路線の方が利便性が高いという理由もあるようです。

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経済的負担を抑える

東根室駅は無人駅とはいえ、駅の利用者がいる限りはしっかりと維持管理をする必要があります。

その額は年間で100万円程だとされていますが、この中には駅の清掃や草むしり、建屋の修繕などがあります。

さらに雪国ならではの負担としては、冬に駅を利用する人が困らないように雪かきをする必要があるのも維持費がかさむ理由になります。

地元住民の利用の減少による収益性の悪化と駅の維持管理に必要な経費を考えるとやはり廃駅という選択もやむを得ないように思います。

ですが、日本最東端の駅としての価値のある駅の廃止はやはりさみしいと感じざるをえません。

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日本最東端の駅の記念切符

日本最東端の東根室駅の廃駅が決まったことで記念切符などの発売についてはあるのでしょうか?

実際に確認してみると、今のところ記念切符の販売の予定は示されていないようです。

それと、東根室駅は無人駅ということもあり、東根室駅の入場券を購入できるのはお隣の根室駅なんですね。

実は、東根室駅は無人駅であるがゆえにJRとしては、根室駅を日本最東端の有人駅として紹介していることが多いようです。

なので、今後も東根室駅の記念切符発売については不透明な状況のように思います。

最東端駅 東根室駅到達証明書

JRではないですが、根室駅前の根室市観光インフォメーションセンターでは「最東端駅 東根室駅到達証明書」を配布しているようです。

こちらも、東根室駅ではなく、根室駅前ということなので来年3月までなので、証明書をもらうならアジアの最東端の駅である東根室駅には立ち寄っておきたいですね。

東根室駅廃駅のまとめ

東根室駅廃駅の理由は、バス路線が充実したことで、主な利用客だった根室高校の学生の利用が減少したことと、駅管理の維持費を削減することのようです。

日本最東端の駅の記念切符販売については今のところ予定されていないようです。東根室駅の入場券や東根室駅到達証明書は根室駅で入手可能なようです。

それでは最後までお読み頂きありがとうございました。

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