こんにちは、ラクエンです。
9月22日の『日曜日の雑耳学』では菅田将暉さんが出演されて、恩人（恩師）で映画監督の（故）青山真治さんについての思いが語られるそうです。
菅田将暉さんは2009年に『仮面ライダーW』で主演デビューを果たし、2013年には青山真治監督の『共食い』で主演を努めました。
#共喰い（2013）
菅田将暉くん、若手の頃からこんなハードな役をやっていたのね。
性行為の最中に暴力を振るう父の血をひく（母親がそれを何度も強調）高校生の苦悩を体現。木下美咲さん他女優陣も体を張った熱演。青山真治監督の描く息の詰まるドラマ。
暴力クズ親父は光石研。 pic.twitter.com/60rdpMkNdg— ヤオッチャン (@greenSWGP) November 16, 2023
菅田将暉さんはこの時に青山真治監督の出会えたことが人生の転機になったと語っています。
撮影の現場で青山真治監督が何気なく接してくれた日常の仕草や会話から様々な気づきをもらい今の菅田将暉さんの恩師として人間形成につながっているそうですが、それはなぜなのか？
そんな、菅田将暉さんの恩人である青山真治監督の経歴や学歴についてみていきたいと思います。
さらに出身高校や息子についても確認していきます。
それでは、興味のある方は最後までお付き合いください。
青山真治監督のプロフィール
青山真治監督の学歴
・青山真治監督の出身高校
・青山真治監督の出身大学
青山真治の映画監督としての経歴
・青山真治監督の映画作品
青山真治監督はなぜ菅田将暉の恩人（恩師）
青山真治監督の息子は誰？
菅田将暉が【日曜日の初耳学】で恩師を語る
青山真治監督のまとめ
青山真治監督のプロフィール
菅田将暉さんが恩師と慕う青山真治監督のプロフィールは、映画監督としてだけでなく、脚本家、小説家、音楽家、批評家としても活躍し、多彩な才能を持つクリエイターでした。
代表作には『EUREKA ユリアイカ』『東京公園』『共喰い』などがあり、海外の映画祭で高い評価を受けています。特に『EUREKA ユリアイカ』は、2000年のカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞とエキュメニック賞をダブル受賞するという快挙を成し遂げています。
青山真治監督の作品は、人間の内面や社会の深層に届く深い観察力と、独特の映像美という独自の視点と表現力でファンを獲得しています。
このような人間の内面を表現できる感性が、作品の制作段階を通して菅田将暉さんの実生活に劇的な変化をもたらしたのかも知れません。
青山真治監督のプロフィールに続いて、人間的魅力を形成していった経緯についても見ていきたいと思います。
青山真治監督の学歴
青山真治監督の学歴は福岡県北九州市の生まれで、出身中学校は九州市立緑ヶ丘中学校だと思われます。
北九州は子育てやシニアにとって住みやすい町という評価が高く、自然と都会がうまく調和した古い歴史も兼ね備えた街として知られています。
そんな街での暮らしが青山真治監督の感性の成長にいい影響を与えてきたのだと思います。
そして、地元の高校に入学した青山真治監督の学歴や出身高校も見ていきたいと思います。
青山真治監督の出身高校
青山真治監督の出身高校は、福岡県立門司高等学校出身です。
北九州市の市街から高校までは一山を越えるのですが自転車での通学は禁止されていたらしく、毎日の通学は歩いて1時間程度とかなり大変だったと思います。
青山真治監督は高校時代には音楽活動に携わっていて、このときに磨かれた音楽の感性が後の感性を大事にした映画製作に大きな影響を与えていたのだと思います。
ちなみに、青山真治監督が出身高校で結成したバンドは『UNDERGROUND』という名前ですが、青山真治監督が大学受験のため脱退した後にバンド名を変えて（UP-BEAT）メジャーデビューを果たすほどの実力のあるバンドだったそうです。
青山真治監督は後に奥さんのとよた真帆さんに故郷の北九州市を案内したことがあるそうですが、この時の思い出が映画作品に深く影響を与えていると感じたそうです。
青山真治監督の出身大学
青山真治監督は高校を卒業してから上京して立教大学文学部英米文学科に進んでいます。
青山真治監督は後に、立教大学一般教育部の蓮實重彦氏の「映画表現論」の授業から強い影響を受けたと語っています。
「映画表現論」を簡単に説明すると、映画は物語や感情を伝える特別な方法であり、映画を作る時に自分の考えや感じたことを伝えることと、その映画で何を伝えたいかということを大事にしようという考え方です。
これは、菅田将暉さんが映画『共食い』の撮影現場で青山真治監督との会話や仕草から感じ取ったことと通じているのだと思います。
青山真治監督が蓮實重彦氏から学んだ「映画表現論」は、その後、青山真治監督の映画作品を演じた菅田将暉さんを代表とする俳優を通して浸透していっているのかも知れないですね。
青山真治監督の映画監督としての経歴
青山真治監督の経歴は、映画監督、小説家、音楽家、映画批評家、そして多摩美術大学の元教授として、多岐にわたる分野で活躍しました。
青山真治監督は、福岡県立門司高等学校でのバンド活動からキャリアをスタートさせ、その後、立教大学で蓮實重彦の授業に影響を受けて映画の道へと進んでいます。
大学卒業後、青山真治監督は助監督として黒沢清監督や井筒和幸監督のもとで修行し、1995年にVシネマ『教科書にないッ！』で監督デビューを果たすという経歴をたどります。
1996年には、仙頭武則プロデューサーとタッグを組み、初の劇場用長編映画『Helpless』を監督すると、青山真治監督は国内外で高い評価を受け、2000年のカンヌ国際映画祭では『EUREKA』が国際批評家連盟賞などを受賞し、世界的に認められる存在になります。
青山真治監督の映画作品
青山真治監督は、数々の長編映画を手がけ、その多くが国内外で高い評価を受けています。特に有名な作品を紹介します。
Helpless（1996年）
監督・脚本・音楽を担当した初の劇場長編映画。人間の内面に迫るストーリーが特徴。
EUREKA（2000年）
カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。心に深い傷を負った人々の再生を描く作品で、監督の代表作の一つ。
「EUREKA」
青山真治監督の代表作。
現時点では21世紀最高の日本映画だ。 pic.twitter.com/z9K3zVmpHy— オクターヴ (@TreeTre93040406) September 2, 2024
レイクサイド マーダーケース（2004年）
予備校のサマーキャンプで起こる殺人事件を描いたミステリー作品。脚本も担当。
レイクサイドマーダーケース
原作東野圭吾『レイクサイド』
青山真治監督
2005年役所広司 薬師丸ひろ子 柄本明 鶴見辰吾 杉田かおる
フジテレビ映画だったので、お台場映画王で、監督、役所さん、薬師丸さんのトークショー付き上映行きました！ pic.twitter.com/2XCfOBj6Qs
— 栄光塾長 (@eikojyukucho) September 20, 2024
エリ・エリ・レマ・サバクタニ（2005年）
近未来を舞台にした独特の世界観で、音楽と映像が融合した作品。
東京公園（2011年）
第64回ロカルノ国際映画祭で金豹賞審査員特別賞を受賞。三浦春馬主演の青春映画。
東京公園（青山真治監督）
緩く隆起した公園に寝転び、高く抜けた秋の空を仰ぐ…三浦春馬の色気を捉えた見事なショット。追悼上映でようやく気付く。「ショットとは語っている物語に対するある種の抵抗だ」って、蓮實先生が教えてくれたのに。#MaGmail
シーソーは公園から撤去され、二人はもういない pic.twitter.com/GvpczLGIgt
— lesona (@lessonno2) September 17, 2024
共喰い（2013年）
田中慎弥原作の小説を映画化。音楽も担当し、青山の多才さを発揮した作品。
青山真治監督はなぜ菅田将暉の恩人（恩師）
菅田将暉さんが青山真治監督をなぜ恩人（恩師）と呼ぶのかは、2013年に公開された映画『共喰い』への出演がキャリアへの大きな転機になったことがきっかけです。
〈本来であれば、30歳になるタイミングで、青山真治監督と映画を撮る予定だったんです。でも、青山さんが亡くなってしまって……。僕の中にそのために『共喰い』からの10年、俳優をやってきたんだけどなという気持ちがあったのですが〉 https://t.co/5Wz5yWTW5R
— HONDA (@7203) September 20, 2024
まず、映画『共食い』は菅田将暉さんにとって俳優としての転機となった重要な作品でした。青山真治監督は、遠馬という難しい役に挑戦する機会を菅田将暉さんに与えました。
それが菅田将暉さんにとって自身を客観視する初めての体験となり、俳優としての存在感が芽生えた瞬間でもあったようです。
さらに、菅田将暉さんはこの作品を通じてロカルノ国際映画祭に参加するなど、国際的な舞台に立つ貴重な経験をすることもできました。
そして、青山真治監督は菅田将暉さんの魅力を深く理解し、今後も一緒に作品を作りたいと考えてくれていたことを知り、それが菅田将暉さんにとって大きな励みになったようです。
菅田将暉さんは青山真治監督の「面白いことに挑戦する姿勢」にも強く共感し、尊敬の念を抱いている一方で、青山真治監督は撮影現場では限界に挑む菅田将暉さんの演技を見守り、成長を支えてくれました。
こうした経験を通じて、菅田将暉さんは青山真治監督を単なる監督以上の存在とし、自分に新たな目標や生きがいを見出してくれた恩人と感じているのだとおもいます。
青山真治監督の息子は誰？
青山真治監督は元女優のとよた真帆さんと結婚されていて、その結婚生活はユニークで温かいエピソードに満ちていたそうです。
例えば、青山真治監督が酔っ払って道端で寝てしまったときは、ただ叱るのではなく、監督の寝姿を写真に撮って家に貼り出して楽しむようなこともしたそうです。
このような場合でも青山真治監督はこの状況をニコニコと満足そうに受け止めていたそうで、二人の間には楽しい生活の一端が垣間見えてきますね。
そんな、青山真治監督ととよた真帆さんの間には息子さんはいないそうです。
ところが、青山真治さんの奥さんのとよた真帆さんはYouTuberで最近ではテレビドラマにも出演しているカルマさんが息子という噂があるようですね。
実は、福岡で特攻服のカルマさんが街で倒れているおじさんを助けている姿をみたとよた真帆さんが、恐喝と勘違いして声を掛けたのが出会いのきっかけだったそうです。
そして、帰るあてのなかったカルマさんが、「有名人になりたい」という夢を持っていることを知ると、東京に出てくることを提案したそうです。
そして、カルマさんは自分ひとりの力だけで東京で真面目に働きながら有名人になるための努力を重ねて、現在の地位を獲得していったそうです。
なので、カルマさんは人生を変えてくれたとよた真帆さんを「血はつながってないけど俺の育ての親みたい」と語っているんですね。
とよた真帆さんもカルマさんのことを息子のようにかわいがっている姿をネットニュースでは見かけますね。
結論としては、カルマさんはとよた真帆さんの実の息子ではないですが、血がつながった息子と同じくらいの愛情で心がつながっているようです。
なので、青山真治監督の息子さんではないという事実は変わらないようです。
菅田将暉が【日曜日の初耳学】で恩師を語る
菅田将暉さんはこれまでもテレビで恩人の青山真治監督について語られてきています。
ですので、青山真治監督が菅田将暉さんにとって人生を劇的に変えてくれた恩師であることは広く知られていると思います。
ですが、菅田将暉さんと青山真治監督の間にはまだまだ多くのエピソードがあると思います。
今度の『日曜日の初耳学』では今まで語られてこなかった二人の感動的なエピソードが聞けることを期待しています。
青山真治監督のまとめ
青山真治監督のプロフィールについては、映画『EUREKA』がカンヌ国際映画祭で高評価を得ました。菅田将暉さんにも影響を与えています。
青山真治監督の学歴については、門司高校から立教大学へ進学。高校時代のバンド活動と大学での映画表現論が青山真治監督の映画制作に影響を与えました。
青山真治監督の映画監督としての経歴については、1995年にデビューし、代表作『EUREKA』でカンヌ国際映画祭の受賞歴があります。主な作品には『Helpless』や菅田将暉さん主演の『共喰い』があります。
青山真治監督はなぜ菅田将暉の恩人（恩師）については、『共喰い』での出演がキャリアの転機となり、監督の支援と挑戦する姿勢に感謝しているからです。
青山真治監督の息子は誰？については、実の息子はいませんが、とよた真帆さんがYouTuberのカルマさんを息子のように支援しています。
菅田将暉が【日曜日の初耳学】で恩師を語るについては、菅田将暉さんが『日曜日の初耳学』で恩師である青山真治監督の知られざるエピソードにについて感動的に語られることが期待されます。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント